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みんなでトライ!
「タグラグビー」ってなに?

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「タグラグビー」ってなに?

タグラグビーは、1990年代のはじめにイギリスのデボン州で考え出されたまったく新しい形のラグビーゲームです。通常15人でおこなわれているラグビーの大きな特徴は、タックルに代表される激しい身体接触にありますが、タグラグビーではそれらの身体接触を一切排除しているため、誰でも安全に楽しむことができるボールゲームとなっています。

タグラグビーをおこなうプレーヤーは、まず腰にベルトをまきます。そのベルトの左右には面ファスナー(ワンタッチテープ)がついていて、そこに2本の帯状のタグ(リボン)をつけます。ボールは、ラグビーと同じ楕円球を使用します。

タグラグビーでは、攻めるプレーヤーはボールを抱えて走ったり、前には投げられないパスを使って横や後ろにいる味方にボールを渡したりしながら前進をはかり、相手のゴールラインを越えたところにボールを置けばトライで得点(1点)となります。

ボールを持って走っていても、守るプレーヤーに左右どちらかのタグをとられたら、すぐに走るのをやめてボールをパスしなければなりません。つまり守るプレーヤーは、ボールを抱えて走って攻めてくる相手をタックルして止める代わりに、タグをとることで前進をストップさせるというわけです。

タグをとったプレーヤーはとったタグを手渡しで返すまで、タグをとられたプレーヤーはとられたタグを受け取って腰につけるまで、一時的にゲームには参加できません。その間に、ゲームは残りのプレーヤーによって続けられ、こういった攻防を繰り返しながら、小学生でもランニングとパスによるスピーディーなゲームが展開されていきます。

日本では、イギリスに留学したラグビー関係者が1996年に用具やガイドブックを持ち帰ったことから知られるようになり、当初は、子どもたちがラグビーを始める際の導入的なゲームとして用いられていましたが、その後、体育の授業で教えるボールゲームとして注目されるようになり、2008年に改訂された小学校学習指導要領の解説体育編では、小学校の体育授業で教えるボールゲームの1つとして新たに例示されるようになりました。