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2012/9/7

江東区立砂町小学校におけるタグラグビー教室

事業名 東京都江東区立砂町小学校・タグラグビー教室
主 催 江東区立砂町小学校
日 時 平成24年8月29日(水)・30日(木)・31日(金)
会 場 江東区立砂町小学校・体育館
受講者 江東区立砂町小学校2年生1・2・3組の生徒約90名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及・競技力向上委員会 普及・育成部門アドバイザー)

 子供達にとって楽しかった夏休みが終わり、2学期がスタートした8月末、残暑の季節とは言え、真夏の様な日差しと厳しい暑さが続く東京下町、江東区立砂町小学校の体育館において8月29日・30日・31日の三日間、暑さを避け午前中2時間目の体育授業で、子供達に加え教える側の先生方も対象としたタグラグビー教室が開催されました。

 本教室開催のきっかけは、先般、7月25日同小学校において筑波大・長谷川先生を講師に招き、先生方を対象としタグラグビー実戦教室が開催され、教室を見学させていただいた私に対して、終了後先生方からルール及び段階的指導の方法等に関する質問にお答えし、その際、体育の授業でタグラグビーの指導がスタートした暁には、子供達+先生方への実技指導に出向く旨の約束をし、学校を引き揚げて来ました。

 新学期がスタートし、2年生の体育授業にタグラグビーを導入することになり、日本協会作成の「タグラグビーティーチャーテキスト」の「低学年の指導例」を参考に授業を進めるにあたって、学校より実技指導の依頼が入り、1組・2組・3組各々の体育の授業に指導に出向いて来ました。

 指導開始にあたって2年生の担任・先生方との事前打合せで、低学年の子供達には「低学年の指導例」に則り授業を進めたいので指導方法等を指導して欲しい、加えて、子供達への指導の成果を、9月21日学内の研究発表会で発表する事になっているので、今回は、タグを使った遊びに特化し、なおかつ「低学年の指導例」以外にも可能性も含め色々チャレンジしてみたいとのでアドバイス・指導等をお願いしたいとのリクエストが出されました。

 先ずは元気の良い子供達と対面・挨拶を行い、先生の指導により音楽に合わせた準備運動が行われた後、子供達を預かりました。
 早速、リクエストに応えたタグラグビーの指導に入り、(1)子供達にタグを取った際、大きな発声でのコールと、タグを頭上に掲げる基本からスタートし、(2)タグを取る際の付き指防止策として「にゃん子の手」を教え、(3)1対1の握手からのタグ取りを行い、(4)先頭の人のお尻に付いて行く「金魚のフン」でボールを持った人へのホローの基本を学ばせ、(5)エリア決めて金魚鉢に見立てて、チームに分かれたタグ取り鬼ごっこで、タグの獲得数を競わせ、(6)1対1で対面し、走ってすり抜けるプレーヤーのタグ取り、さらに人数を2対1と増やしてのすり抜け、(7)最後の仕上げとして、簡単なルールによる試合を行う等の基本的な動きについて時間を掛け丹念に指導し、三日間に渡る指導を無事終える事が出来ました。

 体育授業の終了後、子供達からは、試合で全員がボールに触る事が出来「凄く面白かった!」指導終了後先生方からは、指導の要領が得とく出来、今後の指導に自信がついたとの言葉が聞かれ、来る9月21日の学内研究発表会に参観のお誘いを受けた事を報告し、タグラグビー教室開催の報告の結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本協会普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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