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2012/11/16

タグラグビーティーチャー定期研修会 第2回実施レポート

実施日 平成24年10月27日(土)
会 場 秩父宮ラグビー場内
実技講師 三原 一樹(日本ラグビーフットボール協会タグラグビー部門 九州地区担当)
講義講師 佐々木 文昭(日本ラグビーフットボール協会普及・競技力向上委員会アドバイザー)
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 日本協会主催により、首都圏の先生等を対象として定期開催されている「タグラグビーティーチャー定期研修会」の第2回目が、9月に続いて秩父宮ラグビー場において開催されましたので、報告致します。

 今回は朝8時集合・8時半開始というスケジュールにもかかわらず、千葉県からお越しただいた参加者も含め、16名(内女性2名)にご参加いただきました。

 実技指導は、遠く屋久島から上京された三原・九州地区担当に講師を引き受けていただき、日本協会における均一な指導内容に加え、九州協会管内で考察した子供達への有効な声掛けや指導のポイント等、タグラグビーを指導する先生方の視点・子供目線での実技指導が行われました。

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 まず「タグラグビーを教えることも大切だが、タグラグビーで何を教えるかを考えることも大切」という指導する際のポイントに始まり、タグラグビーはしっかりとした挨拶から、相手をほめる・励ます等、子供達のコミュニケーション能力を高めるスポーツであるとの説明を受け、指導が開始しました。
 軽い準備運動の後、タグの付け方・タグ取り合戦・牛馬ゲームを、指導する際の注意等タグラグビー指導時に留意する事項の説明を挟みつつ実施しました。
 ボールを使った運動では、4人一組となり背中合わせの手渡しパス、前進しながらの手渡しパスを行い、最後に手渡しパスでのタグラグビーゲームを行いました。
 プログラムの合間に、集中力を無くした子供達を注目させる方法や、子供達に対しての声かけ方法など、現職の小学校教員である三原講師の経験談を交えた内容となり、参加者の方々も真剣に耳を傾けておりました。

 実技指導終了後、講義会場に移り佐々木文昭アドバイザーより、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」を題材として、タグラグビーの特性・魅力について、ボールゲーム授業における問題点とその解決に関する取り組みについて、学習指導要領との関係について等の講義が行われました。
 今回は会場使用の関係により、実技を行った後に講義を行うという通常とは逆の順番での実施となりましたが、前半に実際にタグラグビーに触れたことにより、タグラグビーその物に対する理解が得られ、参加者の方々も講義に真剣に耳を傾け、内容についてもスムーズに理解していただけた様に思われました。

 講義終了後、三原講師よりタグラグビー指導に関するポイントを補足いただき、早朝の冷え込みの下開催された、第2回目のタグラグビーティーチャー定期研修会が無事終了しました。
 研修会終了後に参加者に感想を伺ったところ、「指導方法や声のかけ方等、早速学校で実践したい」「実技の後の講義内容をすんなりと受け入れる事ができ、説得力があった」等の声が聞かれました。

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 最後に、遠路鹿児島県・屋久島より実技講師として来訪され、九州協会内で長年にかけて研究・検証を行っている非常に内容の濃い実技指導を披露いただいた三原講師に感謝し、タグラグビーティーチャー定期研修会の第2回開催レポートの結びと致します。

報告:日本ラグビーフットボール協会 事務局

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