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2013/3/28

港区スポーツふれあい文化健康財団 タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 日本ラグビー協会、港区スポーツふれあい文化健康財団
日 時 平成25年3月20日(祝・水) 9時半~12時半
会 場 港区スポーツセンター(体育館・第一競技場)
受講者 港区スポーツ推進委員 16名
講 師 鈴木 秀人(日本ラグビー協会 普及・競技力向上委員会 タグ部門長)
佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及・競技力向上委員会 普及部門アドバイザー)
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桜の花がチラホラ咲き始めた3月20日春分の日の午前中、JR田町駅に程近い港区スポーツセンターの体育館において、日本ラグビー協会及び港区スポーツふれあい文化健康財団の共催により、「タグラグビーティーチャー養成研修会」が、参加者数54名を集め大盛況のうちに開催されました。

今回の研修会は、「公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団」とのタイアップと言うことで、これまで開催されて来た研修会と比べ参加者の募集方法も多面的に行われ、小学校の先生方よりはラグビースクールのコーチ及び社会人リーグに加盟しているチームの選手等が、地元港区はもとより他区からも多数の受講者が集まりました。
指導に当たる講師陣は、日本ラグビー協会のタグ部門長・鈴木先生が前半の講義を、私が後半の実技を受け持ち、多数の受講者を二人で対応することになりました。

また、当体育館内の他の競技場では、スタートコーチの研修会が並行して開催されており、午後には高校生に対するラグビークリニックも開催される等、ラグビー一色に染まった港区スポーツセンターとなりました。

研修会の開始にあたり、事務局・山口さんから趣旨説明と講師の紹介が行われ、鈴木先生より、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行いました。

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休憩を挟んで実技指導に移り、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、円陣を作ってパスの練習等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んだ後、2面のバスケットコートを使い5名ずつのチームに分かれ、まずは易しいルールにより走らず歩いてプレーをする事によりオフサイド等に関する理解に努め、試合のプレーを時々止め解説を行う等の模擬試合を行い、最後に、易しいルールに加え、タグの回数を数え攻守交替、ノックオンの反則を取り、オーバーステップ等の反則を取る本格的ルールによる走っての模擬試合を行い、参加者皆さんに十分な汗をかいていただきました。

実技終了後、総括的な指導と活発な質疑応答が行われ、参加者にとっても満足のいく「タグラグビーティーチャー養成研修会」を無事終了することが出来ました。

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報告:佐々木文昭(日本協会普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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