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2014/2/3

トライセットレポート「静岡県西伊豆町立仁科小学校」

学校名静岡県西伊豆町立仁科小学校 実施日5月22日(水)
担当教員名鶴田 太郎 実施学年・人数6年 34人
学校・学級紹介  仁科小学校は全校児童173名、全て単学級という小さな学校である。そのため、どの学年も小さいときから同じメンバーで生活してきており、誰とも話ができ仲のよい集団が多い。
 その反面、勉強でも運動でも得意なのは誰か、という順位づけのようなものが子どもたちの中にあり、これまでとは違う自分を求めていこう挑戦することが少ない気がする。6年生は一番人数の多いクラスであり、運動が得意な集団である。サッカーなどのレベルは高いと感じるが、女子や一部の男子などは上手にその中に入っていけない様子も見られる。
実施内容 ○タグラグビーのオリエンテーション
○ラグビーボールを使ったドッヂボール
○タグとりおにごっこ(縦20m、横15mのコート)
指導のポイント  初めてタグラグビーに触れる子がほとんどだったので、ボールやタグを取ることに慣れることをねらいに行った。
 タグ取りおにごっこでは、チーム戦や個人戦など得点を競う形(タグを取ったら1点、相手に手渡しでタグを返したら1点)で何回か行い、その都度タグを取ったら「タグ!」と大きな声でコールすること、タグは手渡しで返さなくてはいけないこと、2本のタグがついた状態でないとプレーできないこと、タグを取りきた手を払ったり体を押さえたりしてはいけないこと、自分のタグを押さえてはいけないことなどを確認して試合での基本ルールに近づくように修正していった。
感想・印象
今後の課題
 タグ取りおにごっこはタグラグビーの基本ルールを教えるためのの手立てとして有効だと感じた。「タグをとれてうれしかった。」と感想に記入する子どもが多く、特に女の子が楽しそうに活動しているのが印象的だった。全員が同じスタートラインに立った状態からスタートできるタグラグビーだからこそ、誰でも積極的に取り組めたのではないかと感じた。また、「タグ!」と大きな声を出すことは、自己表現にもつながるように感じたため、しっかりと声を出させていきたいと思った。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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