主 催 |
(財)日本ラグビーフットボール協会 |
日 時 |
平成24年3月10日 |
会 場 |
鹿児島市立松原小学校 |
受講者 |
6名 |
講 師 |
中山大樹(鹿児島県ラグビーフットボール協会) |
本県では、県協会主催のタグラグビー指導者研修会を年間3~6回程度、県教育委員会主催のタグラグビー指導者研修会を1回とフェスタを年間2回、サントリーカップ県予選大会、タグラグビー女子大会、パナソニックタグフェスタin鹿児島などの数多くのタグラグビー関連事業を開催している。
毎回、多数の小学校からチーム参加があり、子ども達もたくさん集まり、県下の各小学校へタグラグビーが浸透してきた。また、学校現場でも約3~5割程度の小学校でタグラグビーが何らかの形で取り入られている。しかしながら、フェスタや大会に参加してくるチームや学校は、近年固定化されつつあり、なかなか参加数が増えないのが現状でもある。
そこで、各学校で体育の授業での指導法に苦慮している先生方やフェスタに参加してみたいと考えている先生方を対象に、日本協会主催のタグラグビーティーチャー研修会を開催することとした。忙しくなる3月にどのくらいの先生方に参加していただけるのか不安もあったが、6名の希望者があり、研修会を開催することができた。
まず始めに、参加者にタグラグビーの良さをDVDを通じて説明し、その後各学年の発達段階に応じた指導法について体験していただいた。鹿児島市内では、体育の年間指導計画の中にタグラグビーは計画されている学校が多く普及されてきているが、指導方法はまだある程度しか整備がされてなく、さっそく自分のクラスで実施してみたいと言う感想だった。最後に質疑応答をした中で、「体育の授業とは別で、フェスタに向けて子ども達にどんな指導をしていけばよいのか。」という質問や、「試合に勝つためには、どのような練習をすればよいのか」などの質問もあった。
鹿児島県では、タグラグビーは、コミュニケーションゲームとして各小学校で取り入れられているが、まだまだ各学校の先生方とタグラグビーの良さや楽しさを子ども達に伝えていけたらいいなと感じるティーチャー研修会であった。
報告:中山大樹(鹿児島県ラグビーフットボール協会)
|