ホーム
ニュース
記事詳細

ニュース

2012/9/28

鹿児島県タグラグビー指導者養成講習会 (タグラグビーティーチャー研修会)

主 催 (財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成24年8月7日
会 場 鹿児島市立松原小学校
受講者 19名(スタッフ3名)
講 師 中捨石 智(鹿児島県ラグビーフットボール協会)
写真 写真 写真

 8月7日に鹿児島市立松原小学校でタグラグビー指導者研修会を実施し、講義と実技に分けて取り組みました。19名の小学校の先生方に指導させていただきましたが、タグラグビーのことを知らない方がほとんどで、まず、基本的なことから話をしました。
 先生方の中には「タグラグビー」という名前からタックルや接触プレーがあったりするのでは?とか危険なスポーツでないかと不安な気持ちを持っていらっしゃる方もいたので、その不安を払拭するためにもタグラグビーのよさやルールを伝え、実際にタグラグビーのゲームを楽しく体験してもらいました。
 その結果、先生方の不安な気持ちを少しずつ薄らいでいきました。子ども達への(教師として)指導法であるテキストを見ていただきながら、小学生の低中高(学年)の発達段階ごとに、低学年では、「タグを使った遊び」、中学年では「やさしいタグラグビーゲーム」、高学年では「タグラグビー」と主運動に導くまでの実践例を、学習指導要領に照らし合わせ実技を通して経験してもらいました。
 実技では、安全に、そして、子ども達の意欲が高まるような声かけ等を示しながら、一つ一つ先生方に伝えていきました。楕円球との出会いがはじめてで、新鮮な気持ちでボールをさわっている方もいて、いろんな競技をする中で毎回とても楽しそうにそして喜んで指導を受けていました。本県でもタグラグビーを実際に体験したことのない先生方がまだまだ多いので、タグラグビーの普及はまだ取り組む余地があると思います。
 特に、本県では小規模校がたくさんあるので、タグラグビーを更に広げていきたいと思うことでした。このような指導者講習会を通して、多くの先生方にタグラグビーのよさを知っていただき、タグラグビーの楽しさを子ども達に伝えてもらえば、運動が好きになる子どもがもっともっと増えるに違いないと更に確信しました。

中捨石 智(鹿児島県ラグビーフットボール協会)

ニュース一覧へ