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2013/9/27

平成25年度 第1回 タグラグビー指導者養成研修会(神奈川県)

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 平成25年8月11日(日)午前9時より第1回タグラグビー指導者養成研修会を海老名運動公園総合体育館 (海老名市社家4032番地1)、会議室及びサブアリーナを会場に日本ラグビーフットボール協会主催、神奈川県ラグビーフットボール協会、海老名市ラグビーフットボール協会主管に神奈川県教育委員会、市町村教育委員会、横浜市体育局、神奈川県体育協会の後援を得て実施した。
 [参加者:小学校教員17名(男性14名、女性3名)、会社員1名、計18名]
 研修会の前半会議室にて、初めにDVD「タグラグビーとは、タグラグビーのルール」を視聴し、「小学校の体育学習における『タグラグビー』の可能性」をテーマに、全国の小学校で「タグラグビー」が注目されている理由、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係、(4)タグラグビーの魅力について、パワーポイントとテキストを使って講義を進めた。
 その後、会場をサブアリーナに移し「小学校におけるタグラグビーの指導方法」をテーマに(1)主運動を意識した準備運動(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールでのゲームとその指導法、(3)発展したルールでのゲームとその指導法を柱に実技を実施した。その中で基本となる1対1のタグ取り(ゲーム形式、大きな声で「タグ」の発声練習含む)、三角ランニング(パスなし~パスありへ発展)、ボール集め(チームゲーム形式、支持の声と視野の確保)、パスの練習などを行ったうえで、易しいゲームから工夫したゲームへ(易しいルールから発展したルールを含む)での試合を行い実技も無事終了した。実技終了後に会議室へ戻り(5)「タグラグビー」の指導のポイントについての講義を行い、質疑応答の時間を設けた。
 実技後の感想では、“タグを使った遊びは身体つくりや基本の運動でも取り組めそうだ”、“運動の苦手な子どもにも楽しくできそう”、“作戦を立ててゲームをしていく中で言語活動の充実にもつながるのでは”、“タグラグビーを授業で行いたい”など肯定的な感想が貰えた。  研修を通しタグラグビーの有効性・魅力を充分に感じ取って頂けたと思われる。
 実技会場にも冷房が入り素晴らしい施設ではあったが猛暑の中での開催ということもあり安全に配慮し小まめな水分補給と休息を取ることで無事に終了することができた。
 休日返上で参加いただいた先生方やラグビー協会、教育委員会など関係機関に協力を頂き、質の高い研修会を実施することができた。関係者の皆様に感謝申し上げます。

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報告:神奈川県ラグビーフットボール協会 普及育成委員会タグ担当 大坪 秀彦, 川原 篤

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