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2013/10/24

九州ブロック タグラグビーエデュケーター講習会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成25年8月10日、11日
会 場 鹿児島市立玉江小学校
受講者 16名(スタッフ3名)
講 師 三原 一樹(日本ラグビーフットボール協会普及・競技向上委員会 タグラグビー部門 九州地区担当)
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 九州協会「九州ブロック」におけるエデュケーター講習会を、鹿児島県協会のティーチャー研修会と同時に開催しました。
 本年度の受講者は16名、各県の普及育成委員会の方々と鹿児島県の社会人委員長、コーチ委員長、中学委員長が参加して下さいました。
 最初に、エデュケーターの役目は、ワールドカップ2019やオリンピック競技としてのラグビーの底辺拡大、学校現場におけるタグラグビーの普及等が、重要な役目であることを説明し、下記の内容で講習会を行いました。

< 講 義 >
1. 日本協会の普及育成の基本方針
2. 講習会の目的及びエデュケーター資格の特性
3. ティーチャー研修会の目的・内容
4. 新学習指導要領「体育」の目的・内容
5. ティーチャー研修会の企画・運営方法
6. 教育委員会への後援申請の方法
7. 公共施設の借用方法
8. その他 エデュケーター講習会とティーチャー研修会の工夫・改善

< 実 技(把握と確認)>
1. 体育授業での低・中・高学年におけるタグラグビーの指導内容
2. 新学習指導要領との関連

 実技では、受講生がすぐに研修会を開催しなければならないので、できるだけ多くの内容を、ねらいや目的、具体的な声かけや評価等を、お互いに確認しながら講習を進めました。  また、日本協会で本年度作成したリーフレットやパンレットについては、ティーチャー研修会のテキストに加えて、十分に理解し合いながら、利用方法や紹介の仕方なども講習しました。

受講生からの一言
●タグラグビーを使っていろんな遊びができることがわかりました。また、タグラグビーを通して、ラグビーに興味・関心を持った人を一人でも増やすことができそうなきがします。
●中学校でもタグラグビーができることを知りました。キックがあったり、ラインアウトがあったり、7人制ラグビーに近い感じが十分わかりました。
●ラグビーの普及には、小学校の教員だけでなく、中学校教員、高校教員、幼稚園の教員にも、ぜひ受講してほしいと思いました。
●県内のラグビー関係者にもきちんとタグラグビーの指導法を学んだ方が良いことがわかりました。ラグビーを知っているからと言って正しいタグラグビーを教えることはできないと思いました。
●各県協会の関係者が、タグラグビーの講習をきちんと受けることで、自分の住んでいる地域で、小さな子ども達にタグラグビーを教えることが底辺の拡大と強化につながると思いました。

 平成23年度からすでに5回目のエデュケーター講習会となりますが、タグラグビーを通してラグビーが更に広がっていくように、今後も講習会の内容を工夫・改善していきます。また、九州では講習を受けた受講生が、きちんとティーチャー研修会を開催して下さっているので、ラグビー人口が減少から増加へと変わってきていることに感謝し、今後は更に急激に増加することを願って、講習会の報告の結びとしたいと思います。

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報告:三原 一樹(日本ラグビーフットボール協会普及・競技向上委員会 タグラグビー部門 九州地区担当)

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