主 催 |
(公財)日本ラグビーフットボール協会 |
日 時 |
平成25年8月8日 |
会 場 |
福岡市立大楠小学校 |
受講者 |
12名(スタッフ2名) |
講 師 |
森田 建(福岡県ラグビーフットボール協会 タグラグビー副部門長) |
盆前のうだるような暑さの中、タグラグビー指導者講習会を開催しました。当初、予定では60名を見込んでいましたが、残念なことに12名の参加にとどまりました。
会場は、昨年開催した福岡市立大楠小学校の安田先生のご尽力もあり今回も体育館を使用させていただきました。
今回の指導者研修会は、昨年までの小学校教諭のみの指導では無く、中学校の教諭が2名参加していただいたことは研修会案内の方法を昨年と変えた大きな成果です。中学校教諭の参加理由をお聞きすると、「熊本県での研究発表を受講してタグラグビーに興味を持った。」「中学校で教えてみたいと考えているが、小学校でどのような指導をしているのか興味があった。」「タグラグビーは楽しい、豊富な運動量が得られる競技だと聞いていたので興味があった。」とのことでした。
講習は、エデュケーターである福岡県副担当長である森田建氏が行い、自身も同じ教諭の立場から同じ目線で講習しました。座学は、主に日本協会のタグラグビー資料を利用し小学校教員としての具体的な指導例も取り入れながら、約30分間講習を行いました。
その後、実技講習を行いました。外気温が30度を越しており体育館も室温が高いため、休憩を多く取り入れ、ゆっくりしたペースで行いました。ティーチャーテキストに記載されている実技(タグ取り鬼、牛馬ゲームなど)や、森田氏が普段より子供に教えている基本的なラグビースキルであるパスの仕方、ハンドリングの練習など独自の練習方法も取り入れ分かり易く教えていました。
講習の終わりには、タグラグビーのゲームを歩くことから行い、最後は走ってゲームをし、受講者の皆さんは笑いあり、笑顔ありで受講していました。受講者の質疑も実際に子供へ教えなければならないため、講師が苦労して教えた点、工夫している点に集中し、丁寧に答えていました。少人数でしたが、内容の濃い充実した研修会になりました。
会場を提供して下さった福岡市立大楠小学校の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
報告:結城 利治(福岡県ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)
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