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2013/12/27

トライセットレポート「群馬県 太田市立尾島小学校」

学校名太田市立尾島小学校 実施日平成25年11月
担当教員名金澤 英明 実施学年・人数6学年 (3クラス 91名)
学校・学級紹介  本校は群馬県の南部に位置する太田市にある全校児童489名の学校である。校歌の作詞者が北原白秋である。「期待登校・満足下校」をスローガンに掲げ、子ども達は元気に学校生活を送っている。図書室の本も充実していて、昨年度は「行列のできる図書室」で文部科学大臣賞を受賞した。
 第6学年の児童は、明るく活発で、体を動かすのがとても好きな子たちである。そのため体育の授業も毎回意欲的に参加し、新しい技の習得を目指している。今回は、新たにタグラグビーの授業を行うことを知り、とても興味を持ち、体育の授業に臨んでいた。
実施内容  ・タグ取りオニごっこ  ・2人組 手をつないでタグ取り(5~10秒×4回)
 ・2人組 じゃんけん(価値が逃げて、負けがおいかける 一直線上切り替え練習)
 ・チームでパス練習(内側向き・外側向き)
 ・1対1
 ・ゲーム(4~5人組のゲーム)
指導のポイント  タグを取りに行って、相手の体に指をぶつけて、突き指をしてしまう児童が数名いたので、タグの先を狙って手を伸ばす指導を授業の導入で重点的に行った。最終的には子ども達がゲームを楽しめるように、授業を重ねていく間に少しづつルールを紹介し、それにあったスキルゲームを取り入れていったので、複雑なルールの理解に苦しむ児童は少なかった。
 ゲームを効果的に行うために4人から5人のチーム編成として、練習をした。ルールが難しいので、4チームつくり、ゲームをしていない2チームに審判をさせるようにして。自治的に運営ができるように指導した。
感想・印象
今後の課題
 教科担任制で指導を行っているため、一人の指導者が全クラスの指導にあたれたことは良かった。ゲームを楽しむために必要なスキルは何かを常に考え、毎回の指導に当たった。慣れてくると児童たちから「スローフォワード」や「ノックオン」、「タグ3」などの声が活発に行き交い、とても楽しく自治的にゲームを行うことができるようになった。
 指導上難しいと感じた点は、ディフェンスの作戦や練習は児童自ら考え、どんどん上達していくが、オフェンスの作戦は教師が様々なパターンを示すが、なかなか上手に練習ができず定着は難しかった。
 今後はオフェンスのドリルをたくさん取り入れた練習計画を立てていくことが大切である。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真
 4)指導計画

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