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2014/1/4

トライセットレポート「沖縄県 読谷村立古堅小学校」

学校名読谷村立古堅小学校 実施日2013年12月~
担当教員名6年1組 友寄 謙 実施学年・人数6学年 131名
学校・学級紹介  本校は,5つの集落が校区として成り立っている。学校裏手にはすぐ「嘉手納基地」が隣接しており,学校グラウンドから基地が見える状態である。
 児童総数は662名(2013年4月現在)と,読谷村内の学校では2番目に児童が多い学校となっている。明るく・素直な児童がとても多く,挨拶が上手な点が特徴である。また,タグラグビーは学校全体で取り組んでおり,低学年では「タグ取り遊び」を中心に実施し,中・高学年ではタグラグビーを実施している。そのため,今回のタグラグビートライセットは大いに役立つものであり,日本ラグビーフットボール協会にはとても感謝をしている。
実施内容 ○タグ取り鬼・宝集めゲーム等を行い,4対4のタグラグビーを実施した。
○スローフォワードやノックオンは相手ボールとしたが,オフサイドを適用するとゲームが上手く進まなかったため,始めの段階ではタグを取って最初のパスは取らないという方法を確認し実施した。それから段階的にオフサイドを理解させ適応した。
指導のポイント ○最初は「タグ取り鬼」を行い,タグを取った時のコールやタグの楽しさを確認した。また,ゲームでは接触が禁止の為,その点についても確認した。
○元気よく挨拶・握手をする,タグをきちんと手渡しで返すなどのマナーを重点的に指導した。
○ゲーム内でのめあてや作戦を毎時確認することにより,言語活動の充実を図ることで,ゲーム中や作戦会議内でも協力してゲームを成功させようという意識が見られた。
○全員がゲーム内でボールを持てたか・タグを取れたか等を確認することで,全員がゲームに積極的に参加することができた。
感想・印象
今後の課題
☆誰でも「ボールを持って走る」技術を持っているため,全員が積極的に参加し,協力して楽しむことができた。
また,チームトークを取り入れることにより,お互いの考えを出したり,戦術を考えるだけではなく,チーム内の仲がとても良くなった。
☆勝敗にこだわりすぎて態度の悪い児童がいたが,授業を進める中でタグラグビーの精神を伝えながら指導することで授業やプレーの態度がとても改善された。
◎今後は,ルールを検討(トライを5点とし,防御のタグの回数を得点化:1点とする等)をさらに児童と話し合いながら進めることで,より学習に積極的に参加する児童が増えるとともに,さらに協力的なチーム・学級経営に繋がると感じた。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真
 4)指導計画
 5)年間指導計画

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