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2014/1/16

トライセットレポート「福井県 小浜市立雲浜小学校」

学校名小浜市立雲浜小学校 実施日平成25年11月5日~28日
担当教員名上林 一基 実施学年・人数3年生 30人
学校・学級紹介 若狭湾に面し、豊かな自然に囲まれた全校児童194人の学校である。教室からは海が見え、波の音が聞こえる。夏には目の前の若狭湾で遠泳が行われるなど、地域の自然を活かした取り組みも行っている。3年生は男子12人、女子18人で体を動かすことが大好きな子どもたちである。
実施内容 <1~3時間目>タグラグビーの動きやボールに慣れよう
<4~5時間目> タスクゲーム  攻守交代なし
<6~10時間目> リーグ戦を行う 1チーム5名。タグを5回とられるまでに相手陣地に入ればトライとする。5回取られた時点で攻守交代。コートを縦20m×横15mとした。
指導のポイント チームプレイの経験が少ない子どもたちなので、チームごとにキャプテンを選出し、毎時間、個人の目標とチームとしての目標をもたせることにした。単元のはじめにボールをつかったいくつかの練習方法を紹介し、全員で取り組んだ。単元後半のリーグ戦になると、試合を前半と後半に分け、ハーフタイムを設けることで気づいたことをすぐに話し合い、チームごとに練習できる時間を設けた。リーグ戦中は、教師が口出しする機会を減らし、授業の始まりと終わりに気づいたこと、特にそれぞれのチームの練習方法やプレー、発言などで良かった点などを全体に広めることに重点を置いた。定期的にキャプテン会議を開いて互いのチームの状況を報告し合うことも行った。
感想・印象
今後の課題
タグラグビーは、子どもたちにチームプレイの大切さや楽しさを学ばせるのに絶好の教材である。特に中学年段階で取り組んでおくことで学級のまとまりはもちろん、高学年の運動にもつながりをもたせることができる。バスケットボールや、サッカーなどの他のゴール型ボール運動に比べても作戦をたてやすく、実行しやすい点も魅力である。また、運動が苦手な子どもヒーローになれる可能性が高く、運動好きを育てることにもつながりやすい。昨年、今年と本校では中学年で取り組んでいるが、子どもたちにはとても人気がある。これからも意図して中学年段階で取り組み、高学年へとつなげていきたい。そして今後は異学年とタグラグビーを通して交流していきたいと考えている。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート・写真
 2)児童感想文

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