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2014/2/26

トライセットレポート「広島県 庄原市立粟田小学校」

学校名庄原市立粟田小学校 実施日地区民運動会(6月2日)
担当教員名田中 孝明 実施学年・人数全学年23名
学校・学級紹介  本校は,中国地方の山間部にある小規模校で,本年度は,全校児童23名(低学年8名,中学年9名,高学年6名)です。子どもたちは,毎日遠距離を元気よく歩いてきている。
 休憩時間には,全校外でよく遊んでいるが,少人数のために,サッカーや野球等の球技をする児童には偏りがあり,やらない児童のほうが多い。また,1年生の児童の中には,スポーツテストの質問紙のときに,運動をするのがきらいと答えた児童が多かった。
実施内容  本校は,6月の第1日曜日に地域の運動会とあわせて,運動会を実施している。地域の方にタグラグビーのことを知っていただくことと,低学年でもわかりやすいゲームであるということで「タグとり鬼(本校では,しっぽとりゲーム)」を種目として取り入れた。
【ルール】
・赤チームは黄・赤,白チームは青・緑をつけて,トラックの両サイドに分かれて入場する。
・ピストルの合図とともに,タグをとりにいく。
・1回目終了後,キャプテンがタグを集めて本部席前で数を数える。
・タグを返し,2回目を行う。
・2回目終了後,1回目と同じようにタグを数える。
・合計で多かったほうが勝ち。
指導のポイント ・とりにいく人,低学年を守る人を決めて練習させる。
・タグをとるときは,「タグ」と声をかける。
・両方とられたときは,その場にすわる。その後,自分のサイドにかえる。
・無理やりとったものや,落ちているのをとったものは点には入れない。
・低学年のタグについては,高学年が集めるようにする。
・ぶっかったり,おしたりするのは禁止とする。
感想・印象
今後の課題
 この活動は,これ以後社会見学のときのレクリェーションや全校レクリェーション等で子どもたちが中心になって行うレクリェーションで実施することができた。走力によって個人差があるが,どの子も短時間でしっかり体を動かすことができるスポーツである。また,「運動がきらい。」と言っていた子どもが喜んで運動するようになっている。
 現在は,「タグラグビーガイドブック」に書いてある練習方法をボール運動として体育の授業に取り入れている。ただ,1学年の人数が少人数のために,試合ができるまでにいたっていない。
【来年度にむけて】
・全校でできるレクリェーションとして行う。
・クラブや合同体育の時間を設定し,試合ができるようにする。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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