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2014/3/3

トライセットレポート「山梨県 富士河口湖町立船津小学校・大石小学校」

学校名船津小学校・大石小学校 実施日2013年6月・11月
担当教員名小俣 欽司(多数の為代表・船津小) 実施学年・人数1年・3年・6年 計約130名
学校・学級紹介 <船津小学校>
 山梨県南都留郡富士河口湖町立で、全校児童約630人の町内では最も大きな学校です。3年生の教育課程にタグラグビーが取り入れられており、楽しく実施しています。3年生3クラスのため授業で使うタグのセットが不足しており今回のセットが非常に役立ちました。

<大石小学校>
 富士河口湖町立で、全校児童70名弱の小さな学校です。今回はタグラグビーのタグを使って親子でしっぽ取りのレクレーションを行いました。
実施内容 <船津小学校>
 3年生の体育授業として合計3クラスで約6時間ずつ授業が行われました。すでに、タグとベルトのセットが30セットほどあったのですが、今回のセットで2つのクラスが重なった場合や体育館と校庭で授業が重なった場合にそれぞれの活動が保証され円滑に行うことができました。タグを使用してのしっぽ取りなどのゲームを始めに行い、その後パスやステップなどの基本的な動きを練習し、ルールを簡略化したゲームを行いました。

<大石小学校>
1年生の親子を対象に学年レクレーションとして、しっぽ取りを行いました。ベルトは付けずにタグのみを使用し参加者で取り合いました。(写真)タグの形や大きさがちょうど良く楽しく実施できました。低学年では形にとらわれずにタグと取り合いながら体を動かし、今後の活動につなげていくことが大切と考えました。
指導のポイント  タグラグビーはほとんどの子が初めて経験する運動です。ボールや道具にも興味を集めていました。運動の得意・不得意に関係なく活動できる数少ないスポーツだと思います。楽しみながら活動できるように工夫しました。ボールを持ったら自由に動けること(相手に接触しない範囲で)タグを取られたら味方にパスすることなど基本的なことを押さえて簡単なゲームをしていくことがいいのではないかと思います。
感想・印象
今後の課題
 予想以上にタグラグビーに興味を持ってくれて夢中で活動している様子が印象的できた。サッカーやバスケのドリブルにあたる技能がいらないため自由にうごけることが良かったのではないかと思います。また、グローブやラケットといった道具を使う技術もないのでボールを持って好きなように走ることができるもの良かったと思います。運動が苦手な子にとっても自分なりに動いたり、タグを取ったりすることができるので、得点に絡んだり、防御に加わったりしてゲームに参加している意識が感じられました。
 今後の展望としては、地域でのラグビースクールの活動やサントリーカップ等への参加など技能の向上を目指すことと、苦手でもタグラグビーが好きという子を増やしていく中でテレビ中継等、子どもたちが目にする機会を増やしていけると良いと思いました。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真
 4)指導計画

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