学校・学級紹介 |
住宅街に面した落ち着いた地域である。校庭は狭いが、休み時間には、子どもたちは所狭しと校庭を走り回っている。体育の時間は好きで、楽しんで運動している。外遊びの環境が限られているため、放課後に運動をする子としない子では、体力の差が大きい。
学年で45名と少ないため、学年で一緒に授業を行った。
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実施内容 |
・オリエンテーション(タグラグビーとはどんな運動か)
※動きを見せながら説明
・タグ取り鬼ごっこ(チーム対抗)
・金魚のふん走り
・円陣パス
・ゲーム(試しのゲーム、リーグ戦)
・作戦タイム、振り返り
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指導のポイント |
・ランを中心に、タグを取られるまで走ること。
・ボールを持っている人の後ろについて走ること。
・規則を守り、勝敗を受け入れること。
・各人1回目のトライは、3点とし、規則の上でどの子もトライするとよい規則を設定した。
・作戦ボードを用意し、子どもたちが自由に書き込み作成を立てられるようにした。
・チームカードで振り返り、作戦を意識してゲームができるようにした。
・リーグ戦にして、チーム意識を高めて行った。
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感想・印象 今後の課題 |
今回で指導は2学年目になるが、ほぼ全員がトライをすることができた。他の運動とは、運動技能が、「今持っている力」で楽しむことができることが大きい。ゲーム領域にとって、得点できる喜びを多くの子が味わえるということは、大変重要だと思った。その点にとって、タグラグビーはとてもよい教材だと改めて感じた。また、トライはできなくともタグを取る子で活躍する子もおり、活躍のチャンスが至る所にあった。
実際に子どもたちからの声にも、「初めて体育が好きになった。」というようなコメントもあり、家庭でも授業のことを良く話していたことからもどの子も楽しめていたことが分かった。保護者にも子どもの様子を見てもらいたいと考え、学校公開でも実施した。
ゲーム・ボール運動領域において、6年間の指導計画を見通して位置付けていくことで、より多様な運動や動きにふれ、ゲームを楽しめると思った。
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