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2014/9/17

熊本県タグラグビー指導者養成講習会

主 催 日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成26年8月1日
会 場 八代市立郡築小学校
受講者 6名(スタッフ2名)
講 師 豊暉原 智声(熊本県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
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 <参加者の感想から>
 ○前半のタグやボールを使った遊びやゲームは体ほぐしの運動などにおいても早速取り入れてみたい。面白い内容がたくさんあった。参加した子供たちもとても喜んで活動していた。タグラグビーのゲームの段階になると自分自身全く初めてやってみたので動き方等わかりにくいところもあったし、そこの指導の仕方などを実践した先生に聞きながら自分もぜひ実践してみたい。タグラグビーは奥が深い運動だと思った。
 ○ゲームに至るまでの色々なミニゲーム(遊び)をたくさん知ることができて良かった。子どもたちも一緒に参加したことで、初心者レベルで考えることもできた。これまでの実践では、初めから普通のルールでやって難しく感じるところもあったが、今日初めのルールから段階的に変えていくやり方がわかって良かった。
 ○ゲームに至るまでの色々なミニゲーム、遊びはわかりやすく子どもたちもすぐに楽しんで活動できていたが、ゲームの段階になって動き方が分かりずらい様子の子どもたちも見られた。タグラグビー特有の動きに慣れるまでが難しいと感じた。ゲームへのつなぎ方がポイントで、限られた時数の中でどこまで持っていけるか、各学年段階に応じたねらいを持って指導していくことも大切であろう。
 ○ゲームの中で運動が苦手な子供たちがどうしても後ろの場所に残ってしまいがちになる。そういう子どもの活かし方が重要で、色々なルールの工夫やチーム内でそういう子どもにボールを回そうとする意識づけも大切になろう。
 ○学級づくりの一環としてタグラグビーを実践している先生もいる。ヒーローを作らず、みんなにボールを回す、みんなで楽しむという意識づけを徹底しておられた。そういう考え方も大切だと思う。

<講師の立場から>
 タグに慣れる→楕円のボールに慣れる→攻守に分かれて動きに慣れる→簡単なゲームという流れを意識して行いました。子どもたちも参加しての研修会となりましたが、子どもたちの反応を見ながら子どもたちへの言葉かけ、支援の仕方などを意識して進めることができました。先生方も子どもたちと共に和気あいあいと楽しく活動する様子が見られました。
 ゲームの段階では、人数も少ないので動く時間が多くなりすぎないように気を付けながら行いましたが、「もっとやりたい」という先生方の意欲も感じられ、やってみてわかる面白さを感じてもらえたのだろうと思いました。また、実際にやってみながら指導する上での疑問点や問題点もみんなで考え、率直に出し合いながら行えたのが特に良かったと思います。
 その中で、特に遊び的な動きからゲームに移行する際に難しさを感じるということも出されましたが、そこをうまくつなぐタスクゲーム的なものを考える必要があると思いました。
 心配された暑さも雨天だったためさほどなく、人数は少なかったけれども率直な思いや考えを出し合いながら進められ、さらに初めて経験する2年生の子どもたち6人も参加しましたがとても楽しそうに活動し、先生方もその様子(反応)を見て考えることができたこともよかったと思いました。
 有意義な経験ができました。ありがとうございました。

報告:豊暉原 智声(熊本県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)

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