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2014/9/23

千葉県鴨川市海小学校・タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 日本ラグビーフットボール協会
共 催 千葉県ラグビーフットボール協会・鴨川市教育委員会(体育部会)・鴨川市立江見小学校
日 時 平成26年6月27日(金)
会 場 鴨川市立江見小学校(体育館)
受講者 鴨川市内小学校教諭及び南総タグラグビー普及会 計20名
講 師 佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会委員 普及育成部門アドバイザー)
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5月末、私宛に、千葉県鴨川市在住の今から30年以上前、江戸川区ラグビー協会・社会人リーグ戦で対戦相手だった旧友から、是非、鴨川市内で「タグラグビーティーチャー養成研修会」を開催して欲しいとの願ってもない連絡が入りました。
旧友は既に一昨年、秩父宮で開催された研修会を受講しており、その際、私が講師を務めた事から有り難い指名をいただき、早速、日本ラグビー協会及び千葉県ラグビー協会とも連携を取り合い、研修会当日は、千葉県ラグビー協会から夏目理事長・秋葉事務局長・岩崎エデュケーター等にもお出ましいただき、研修会を支援していただきました。

研修会の招致に際し旧友からタグラグビー不毛の地・鴨川と聞いておりましたが、旧友が所属する長狭高校ラグビー部OB会が主体となった「南総タグラグビー普及会」皆さんの熱い思いで、鴨川市教育委員会に加え、当日の会場となった江見小学校の校長先生等をも動かし、放課後の時間帯に市内全域から小学校の体育主任の先生方が多数集まり、念願の研修会開催に漕ぎ着けました。

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千葉県鴨川市の海岸線、風光明美な鴨川市立江見小学校の体育館において、先生方の勉強会「体育部会実技講習会」と言う形で、「タグラグビーティーチャー養成研修会」が開催され、本吉・江見小学校校長、及び、南総タグラグビー普及会・代表の方の開会挨拶で前半の講義がスタートしました。
まず、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、タグラグビーの体育授業における優位性等を理解していただきました。

後半の実技指導では、南総タグラグビー普及会の皆さんも加わり、実際に子供達に接して指導する立場からの色々なスキルに関して「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習、一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に2チームに分かれた試合を行い、全員が大汗をかき実技指導を無事終了致しました。

その後、質疑応答の時間を設けレフリング・ルール等に関する活発な質問がかわされ、今後、体育授業における子供達への指導の支援を「南総タグラグビー普及会」がお約束し、千葉県ラグビー協会・夏目理事長の閉会のご挨拶をいただき、参加者全員が満足し、今後の鴨川市内におけるタグラグビーの展開に繋がる有意義な研修会になった事を報告し、結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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