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2014/9/25

奈良県タグラグビー指導者養成講習会

主 催 日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成26年8月11日
会 場 大和高田市立陵西小学校
受講者 18名(スタッフ5名)
講 師 森田 昭成(奈良県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
写真 写真

 大和高田市での小学校の教師を対象にタグラグビー指導者講習会を実施しましたので、その実施概要を報告します。
 「タグラグビーを指導される先生方のために」という副題で行った研修会には、20名あまりの先生方に参加頂きました。
 近年の小学生が抱える体力低下の問題とその改善の一助になる可能性を持ったタグラグビーの特性を資料を用いた話のあと、体育の授業でタグラグビーが果たす大切なポイントの講義。タグラグビーを知ってはいるが授業で取り入れられるかどうか不安を持った教員にとって、具体的な数値や、子育て真っ最中の講師先生の経験などを交えた話は参加者によりわかりやすく伝わったことと感じました。
 講義のあとには実技指導。少しボールとタグ取りなどに慣れた後は、とにかく試合形式でという斬新なスタイル。参加者は試合を通してすぐにタグを理解していき、その中で出てきた疑問を試合の合間に講師先生や、助手である我々と確認しながら、タグラグビーのルールを覚えていきました。後半は授業で使える様々な練習方法を実際に体験して頂きました。タグ取りや1対1など、参加者は笑顔いっぱいで楽しみながら講義を受けることができていました。
 最後に会議室に戻り、ルールの確認やコートの広さ、発展的な練習やルールについて講義を行い、指導者講習会を閉じました。参加者からは、2学期から是非授業で取り入れてみたいなど、今後の体育授業などでの広がりが期待できる声を頂きました。その中で一番の課題はやはり道具の確保。質疑の中でタグやボールの価格や購入場所など具体的な質問も出てきました。
 今回は奈良県南部での初めての開催でしたが、たくさんの先生方が参加して下さいました。今後、まだまだ普及が進んでいない奈良県南部地域での開催の足がかりとなりました。何より、どの地域でもタグラグビーが受け入れられる手応えを感じることができました。

報告:森田 昭成(奈良県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)

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