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2017/8/29

山梨県タグラグビーティーチャー研修会2

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成29年8月4日(金)
会 場 南アルプス市立白根飯野小学校
受講者 小学校教員58名
講 師 根津盛吾、加藤三紘、加賀山直生
(山梨県ラグビーフットボール協会タグラグビーエデュケーター)
写真 写真 写真

 2017年8月4日 南アルプス市立白根飯野小学校体育館でタグティーチャー研修会を開催した。夏期休業中にもかかわらず、小学校の教員を中心に58名の方に参加いただいた。多くの教師がタグラグビー未経験、タグラグビー指導の未経験の方が多くいた。次のような内容で、研修会を行った。

(1)講義「小学校体育学習におけるタグラグビーの可能性」
ボールゲームの授業の課題点、タグラグビーの教材としての魅力、学習指導要領との関連などについて、講義を行った。得点のしやすさや運動量の豊富さなど、エビデンスのある説得力のある提示内容に参加した教師たちも驚きつつ熱心に聞き入っていた。

(2)実技

  1. ウオーミングアップ
  2. 道具の紹介
  3. 手つなぎタグとり、タグとりヘビ
  4. タグとり鬼ごっこ(全員、チーム戦)
  5. 円陣パス(内側・外側)
  6. 三角ランニング、三角ランニングパス
  7. 1対1タグとり
  8. 通り抜け鬼
  9. ゲーム
スモールステップで指導をすることで、どの子もボールに触れ、トライをするチャンスを生み出すことことができる可能性、そのための指導法について、紹介をした。参加者は子役として楽しみながら実技を体験していた。

(3)講義
「ボールゲームの授業づくり」「タグラグビーにおけるルール・スローフォワードなどについて」

(4)質疑応答
以下、参加された先生方方の感想です。
  • 苦手な子も運動量が確保されるということが、実際にやってみてよくわかりました。とても力のある教材だと思います。ラン中心のルールから、少しずつやっていくことで、子ども達にオフ・ザ・ボールの動きを経験させることができると思いました。やってみたい教材です。ありがとうございました。(40代 男性教師)
  • 初めてタグラグビーをしたのですが、楽しかったです。点を決められることや、苦手な子もボールをさわれるなど、魅力的だと思いました。練習のゲームも楽しかったです。勉強してやってみようと思います。ありがとうございました。(20代 女性教師)
  • 新学習指導要領にも入ってきている内容を分かりやすく教えていただき、大変参考になりました。ありがとうございます。(30代 男性教師)
  • タグラグビーの良さなど、一から丁寧に教えていただき、とても良くわかりました。歩くからジョグ・ランと、またボール無し、持って、投げて…とスモールステップやスロープレーで動きの確認ができるところが、バスケやサッカーと違うすごく良いところだと思いました。運動量の多さが、実感でき、試合競争でなくても楽しい練習がたくさんあることを教えていただけてよかったです。年間計画の中で、サッカー・バスケをなくして、タグラグビーに置き換かえると子どもたちから文句が出そうで、まずはプラスして取り組めるように、2学期から計画的にやっていきたいと思います。学校にボールがないですけど、工夫してやってみたいと思います。今日はありがとうございました。(50代 女性教師)
  • 自分自身がわからないことだらけだったタグラグビーですが、新指導要領にも明記され「学ぶ機会があれば…」と思っていました。今回、わかりやすく、また具体的に教えてもらうことができ、指導に生かしていきます。ありがとうござました。(30代 男性教師)

報告:根津盛吾、加藤三紘、加賀山直生(山梨県ラグビーフットボール協会タグラグビーエデュケーター)

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