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2017/8/29

東京都調布市・タグラグビーレフリー研修会

主 催 調布市教育委員会、調布市スポーツ振興課
共 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成29年6月13日(火)
会 場 調布市立第二小学校 視聴覚教室・体育館
受講者 調布市内小学校教員他23名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及育成委員会 タグラグビー部門員)
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2019年W杯の開催地・味の素スタジアムのお膝元である調布市では、市の教育委員会が音頭を取り今年度より市内全校の小学校の体育授業でタグラグビーに取り組む事となり、昨年度より先生方を対象とした「タグラグビー・ティーチャー研修会」を市内の小学校で数回開催すると共に、冬には「第1回・調布市タグラグビー大会」を開催する等、調布市を挙げて力が入っており、私も研修会の講師及び体育授業での子ども達への直接指導等で支援しておりますが、この度、昨年のタグラグビー大会の反省の一つとして、ルールに精通したレフリーの養成も大事だと言う事になり、教育委員会より指名を受け、小学校の先生等を対象とした「タグラグビールール・レフリング研修会」を開催しました。

研修会の開催に先立ち、主催者である調布市教育委員会・加藤指導主事から研修会開催の趣旨等の説明が有り、早速、私が作成した「タグラグビー指導者研修会」と題したパワーポイント・資料を使って、(1)タグラグビーが注目されている理由、(2)授業におけるボールゲームの問題点、(3)問題点解決に向けた取り組み、(4)タグラグビーの魅力・子ども達の運動量に対する有効性、(5)タグラグビーのルール要旨の解説、(6)反則等のシグナル(コール)等、(7)笛の吹き方等、(8)レフリングに関する注意事項等に関して講義を行いました。

続いて後半の実技指導を体育館に移動して行い、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、(3)タグ取り鬼ごっこ、(4)サークルを作ってのパス練習、(5)やさしいルールのゲームとその指導法、(6)発展したルールのゲームとその指導法等、タグラグビーのゲーム・試合、及びその際のレフリングの基本に加え、観戦している子ども達を飽きさせずにゲーム・試合に集中させる方法等について実技指導を行いました。

仕上げは、数チームに分かれてタグラグビーのゲーム・試合を行い、十分に汗をかいた所で実技指導修了、受講された皆さん、真剣・一生懸命に受講され終了時には、息を弾ませ・大汗をかき、タグラグビーの運動量の豊富さを身を持って体験してもらい、最後に、質疑応答の時間を設け、参加者からルールに対する細かな質問や、レフリングについての質問等とても熱心な質問が飛び交った事を報告し結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会委員 タグラグビー部門員 )

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