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2017/12/7

静岡県御殿場市・タグラグビーティーチャー研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
共 催 静岡県文化・観光部 スポーツ局 ラグビーワールドカップ2019推進事業課
御殿場市産業スポーツ部スポーツ交流課
日 時 平成29年11月10日(金)
会 場 国立中央青年交流の家(講義棟・体育館)
受講者 御殿場市内小学校・中学校教諭 計13名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 タグラグビー部門員)
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静岡県庁より、静岡県ラグビー協会・関西ラグビー協会を介して日本ラグビー協会宛に、静岡県内で開催される「タグラグビーティーチャー研修会」へ講師派遣の依頼のお話が届き、私が講師の指名を受け指導に出掛けて来ました。
既に静岡県では、ラグビーワールドカップ2019の県内開催を控え積極的な認知・普及活動を展開しており、その一環として県内各地で小・中学校の先生方を対象に「タグラグビーティーチャー研修会」を開催しておりますが、県東部に派遣できる講師が見付からないとの事で、開催会場に近い東京の日本ラグビー協会の私が直接指導に出向く事になった次第です。

静岡県御殿場市、薄っすらと雪を被る風光明媚な富士山の足元、陸上自衛隊の駐屯地に迷い込んでしまったのかと心配になった先に立派な「国立中央青年交流の家」が現れ無事到着。
静岡県庁及び御殿場市役所の担当官の出迎えを受け、国の施設とあって立派な講義棟及び体育館での研修会準備が進められ、静岡県庁担当官から開会挨拶・趣旨説明が行われで前半の講義がスタートしました。
まず、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、タグラグビーの体育授業における優位性等を理解していただきました。

後半、体育館へ移動しての実技指導では、実際に子供達に接して指導する立場からの色々なスキルに関して「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習、一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に3チームに分かれ、歩きからスタートし、早歩き、走りと徐々にスピードを上げた模擬試合を行い、全員が大汗をかき実技指導を無事終了致しました。

その後、質疑応答の時間を設けルール・レフリング等に関する活発な質問がかわされ、参加者全員が満足し、今後の御殿場市内におけるタグラグビーの展開に繋がる有意義な研修会になった事を報告し、結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 タグラグビー部門員)

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