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2010/3/31

「第1回タグラグビー指導者研修会(滋賀)」実施報告

猛暑厳しい8月4日に、滋賀県大津市の瀬田東小学校で、日本協会鈴木先生にお越しいただき、県内では始めてのタグラグビー指導者研修会を実施しました。

当初は、気候も穏やかな5月下旬に今年度全国一番乗りの研修会、のはずでしたが、新型インフルエンザの猛威の中、やむなく中止をいたしました。しかしながら、なんとしても今年中に一度は滋賀県内で実施したいという思いで再度挑戦したところ、大津市立瀬田東小学校の全面的なご協力の下、実施が適いました。

夏休み中ということもあり、受講者が集まるのかという懸念もありましたが、研修会場の勢田東小の先生方の飛び入り参加もあり、30名を超える参加者にお集まりいただくことができました。

当日は、8時過ぎに学校に入らせていただいたところ、校長先生からもご挨拶をいただき、研修会に対して学校全体が応援いただいているということを感じました。
研修会は、9時に40分間の講義からスタートし、その後10時前から11時20分頃まで、体育館での実技、最後にまた教室に戻っての総括と質疑応答という流れで実施しました。

講義では鈴木先生の、小学校の先生方と同じの視線でのお話の内容と、学芸大付属小学校でのタグラグビーの授業およびそこから得られた定量的な数値データに基づく成果の説明に、先生方も非常に熱心に聴講されていました。

体育館に移動しての実技は、かなり暑く熱中症等の懸念もありましたが、そのような心配も吹っ飛ぶような元気な先生方の実技を見せていただくことができました。

実技の内容は、まずタグラグビー競技の中で出てくる体の動きを予め取り入れた準備運動のバリエーションをいくつかご紹介いただき、参加者全員で実施しました。そのあと、徐々に実践的な練習に移行し最後にゲームを行いました。特に若い先生方は猛暑の中熱い戦いを繰り広げられ、タグラグビーの魅力を身をもって味わっていただけたと思います。瀬田東小の何人かの先生が、実技から参加され、鈴木先生の説明や実技を見学して熱心にメモを取られてました。勝手ながらその先生方も参加人数に入れさせていただきました。

実技の後、教室に戻り講義、実技を通しての総括と質疑応答を行いました。
先生方からは、学校での授業を意識した質問をいくつかいただき、早くも授業に取り入れてみようという雰囲気を感じました。

暑い中、受講いただいた先生方、場所を提供いただいた瀬田東小学校の先生、そして鈴木先生、また本研修開催にあたりご後援をいただきました、滋賀県教育委員会、(財)滋賀県体育協会の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

おかげさまで、滋賀県初のタグラグビー指導者研修会を無事に実施することができました。
ありがとうございました。

【参加者の感想】

夏の暑い中でしたが、活動がやっていてとても楽しかったです。ボールを後ろに後ろに回すのでたくさんボールにさわれていろいろな子どもが楽しめるのだと実際に自分がやってみて感じました。授業の一環にいれていきたいと思っています。ありがとうございました。

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