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2010/12/3

「香川県タグラグビー指導者講習会」実施報告書

期 日: 平成22年11月28日(日)9:00〜12:00
会 場: 香川県立国分寺南部小学校体育館
主 催: 香川県ラグビーフットボール協会
受講者: 高松市内小学校8校・20名、香川大学教育学部生4名、香川県ラグビー指導者5名










この度、高松市教育委員会にご後援をいただき、香川県内で初めてとなるタグラグビー指導者講習会を開催致しました。
この講習会開催のきっかけは、以前、高松市の政府機関に勤務していた日本協会普及・競技力向上委員会の佐々木さんより開催に向けた強い要請・アドバイスをいただき、初めての試みであり受講者が集まるかどうか心配しましたが、佐々木さんと同じクラブに所属していた小学校の先生が命を受け、仲間の先生方にお声掛けいただき、香川大学教育学部の学生、ラグビー協会関係者等も加わり、約30名の参加者にお集りいただき開催することができました。
その他、香川県教育委員会からも見学に来ていただき、また、四国新聞の記者が取材にみえる等、大変盛況な講習会になりました。

講師には、日本協会普及・競技力向上委員会タグラグビー部門長の鈴木先生(学芸大学准教授)に、遠く香川県までお越しいただきました。
当日は、8時過ぎに学校に入らせていただきましたが、体育館の準備、駐車場の案内等、国分寺南部小学校の先生方はもとより学校全体で講習会を支援していただいている事を強く感じました。
体育館で9時から講義から開始し、その後9時40分から11時20分頃まで実技最後に総括、質疑応答という流れで実施しました。

講義では、鈴木先生が小学校の体育学習における「タグラグビー」の可能性についてのお話と、学芸大学付属小学校での授業の際に採取した数値データーに基づく成果の説明に参加者も非常に熱心に聴講され、中にはメモを取っておられる先生方もおられました。

実技の方は、まずタグラグビーを始めるにあたっての、準備運動代わりの「あそび」のバリエーションをいくつか紹介いただき、参加者全員で楽しく実施しました。そのあと、初めてプレーする時の基本的なルールの説明をし、徐々に実践的な練習に移行して、最後にゲームを行いました。特に今回は若い先生方に加え、小学校の先生を目指す大学生達が多かった事もあり、熱い戦いが繰り広げられ、タグラグビーの魅力を身をもって充分味わっていただけた事と思います。女子の先生の中には、初めてタグラグビーをプレーした割には、素晴らしい動きをする先生もおられ、ラグビー関係者一同驚かされる場面もありました。

実技の後、講義・実技を通してのまとめ・質疑応答を行いました。先生方からは、タグラグビーの道具の事やルールに関する質問をいただき、タグラグビーへの関心の強さを感じました。

報告の最後に、今回本講習会にあたり、お忙しい中受講いただいた先生方々、場所を提供いただいた国分寺南部小学校の校長先生はじめ先生方、そして鈴木先生、また講習会開催にあたりご後援をいただきました高松市教育委員会、取材にみえた四国新聞の記者の皆様、この場をお借りし深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
この講習会を契機に、今後県内でタグラグビーの更なる普及を進めて行きたいと強く感じた次第です。

報告:香川県ラグビー協会理事長・和田祥司

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