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2010/11/28

「福井県タグラグビー指導者講習会」実施報告書

期 日: 平成22年10月16日(土) 9:00〜12:00
会 場: 福井県立若狭東高等学校(セミナールーム、体育館)
主 催: 福井県ラグビーフットボール協会
後 援: 小浜市教育委員会・若狭町教育委員会
協 力: 若惑ラグビークラブ
受講者: 小浜市内小学校13校・18名

今回、小浜市教育委員会と若狭町教育委員会にご後援をいただき福井県で初めてとなる指導者講習会を開催致しました。

申し込み締め切り日には受講する先生方は12名程度だったのですが、当日、参加を希望される方が来られて、先生が18名。日本協会より佐々木 文昭さん 長手 信行さんにお越しいただき、また福井県協会の方、地元の若惑ラグビークラブの方にも参加いただき約30名での講習会となりました。

講師は、今夏、石川県で開催された「タグラグビートレーナー養成講習会」を受講した福井県協会タグラグビー担当である畠中が務めました。同講習会のノウハウを元に、最初の講義[1]では、『小学校の体育授業における問題』から始め『体育学習のおけるタグラグビーの可能性』『タグラグビーの魅力』をパワーポイントとテキストを使い進めていきました。先生方は真剣な表情で講義を聴かれており、タグラグビーへの関心の強さが感じられました。





続いて、体育館に移動して実技講習を行いました。
あらかじめチーム分けをしておき、各チームにラグビー関係者を入れて、進行がスムーズに進むようにしました。タグとビブスを付けた時には、みんな待ちきれずに自然と円陣パスが始まっていました。

『準備運動としての遊び』として 三角ランニング、1対1タグ取り、チーム対抗タグ取りなど注意点やゲームのねらいなどを説明しながら進めて行きました。やさしいルールのゲームを説明しながら実践してもらいました。最初はボールを持つとタグを取りに来る相手が気になるようでパスをする場面が多く見られ、『ボールを持ったら前に走る!』『タグを取られたらパスをすればよい!』と説明するとゲームがスムーズに流れるようになって来ました。

次に発展的ルールでノックオン、オフサイドなどの反則やタグの回数をきめてゲームをやりました。
ゲームをやってない人たちに『タグ1!2!』とみんなで声をかけ、いいプレーには『ナイスプレー!』や『ナイストライ!』とみんなで楽しくゲームを進め、いい汗をかいていました。



実技研修の中で、タグラグビーは『やさしいゲームで誰にでもできるボールゲームである』と言うことを実感してもらえたのではないでしょうか。
次に場所を移し講義[2]では、授業の実践例のDVDを視聴と質疑応答を最後に本講習会を終了しました。

当日、書いてもらったアンケートの中に『とても簡単ですぐにでも出来そう。』 『ぜひ、帰ったら学校でやってみたい。』など嬉しい答えをたくさんいただきました。また『レフリングが難しいのではないか?』と言う意見もありました。今後の課題としてレフリー講習会などを行い、誰でもレフリーが出来るようにしていきたいと思います。

最後に、本講習会開催にあたり、お忙しい中参加いただきました受講者の方々、また、ご後援いただきました小浜市教育委員会、若狭町教育委員会、取材いただきました福井新聞社、中日新聞社、若狭小浜市ケーブルテレビのみなさまに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。この研修会をスタートに県内でタグラグビーの普及をしていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

福井県ラグビーフットボール協会
タグラグビー普及担当 畠中 豊

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